市立マーケット
パンジムに来ることがあれば是非、市民の台所、市立マーケットに行って見て欲しい。
山と積まれた野菜や果物は新鮮でカラフル、見ているだけでも嬉しくなり食欲も湧いてくる。旬の野菜や果物を見るとつい買い過ぎてしまうので、今日は要るものだけ買うぞ!と心に決めて行く。今回は前回行った時に全盛だったイチゴが影を薄め、シーズンが始まったばかりのマンゴーが積まれていた。近年のマンゴー値上がりが売り上げに影響しているという記事には、定価12個で1400ルピーとあった。ありがたいことにマンゴーは毎年、義父母からゴロゴロと送られて来て、実は自分で買ったことがあまりない…なので値段の判断もつかないけれど、それでもやはり高い気がする。なのでマンゴーはムンバイ帰りのMOZのカバンからゴロゴロ出て来るのをもうしばらく待っていることにしよう。
今回のお目当ては旬の野菜ドラムスティック、ご近所さんのNMLAからチェンナイのサンバルマサラをいただいた。早速本場のサンバルを試して見たくて、この料理に欠かせない野菜を買いに来た。ドラムスティックはインド名が…知らない。ともかく直径30~50CMと細長くきれいな濃い緑色をしていて、火を通した後も柔らかい中身だけを歯でしごくようにしていただく。日本の野菜で似た物は…う~ん、ないな。また写真アップします。
転がり落ちそうに積まれたマンゴー
アンティーの右手にはカッチャマンゴー
熟れていないもので、ピクルスなんかを作る
手前はジャックフルーツとココナッツ
このマーケットが好きな理由は他にもある。それはマリオ ミランダの描いた壁画があること。マリオ ミランダはゴア出身の漫画家で画家でもある。3年前に85歳で亡くなってしまったが、生涯インドのメジャー新聞社 タイムス オブ インディア に風刺画を掲載、ユーモアに溢れた画風で知られている。ムンバイのコラバにあるカフェ モンデガール で初めて壁全体に描かれた絵を見て以来、私も彼のファンだ。マーケットのメインホールは高い吹き上げ天井のおかげでとても開放的だが、二階踊り場にある壁画が、空間をもっと明るく楽しくしているように思う。壁画にはゴアのいかにもいそうな観光客や地元の人々が描かれている。人々のキャラクターをよおく捉えている絵を見ていると、ゴアって、インドって本当にいろんな人がいるよね…とつくづく思う。
一階を見下ろす形でこの二階に上がると、さなざまな日常雑貨店、海賊版CDの店、お直し専門のテーラーなどなどがある。品質のいい物なんかはここで期待してはいけないけれど、ちょっとした物なら何でも揃ってしまう。
ただ難点はこのマーケット、四方に抜けた出入り口と同じような店の配置、それに同じ野菜や果物を置いているおかげで方向感覚を失ってしまい、何度行ってもまだ迷うこと!
大げさ…でもないのよね、それが!
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